不動産競売・強制執行、札幌の実例で紹介

住宅ローン滞納のため競売、強制執行に 不動産を売りたい
住宅ローン滞納のため競売、強制執行に
不動産を売りたい

住宅ローン滞納・競売強制執行の現実

住宅ローンを滞納してそのままにしていた場合どうなってしまうのかと疑問に思いますよね

実際にそのようなケースを何度か経験しておりましたので一例をご紹介いたします。

弊社のお客様より競売で落札取得した不動産の明け渡し交渉をしてほしいとの依頼があった時の事です。

明け渡し交渉のためにその物件に出向き入居者(旧所有者)と何度かお話をさせていただいたのですが一向に話が進まず、これは強制執行も仕方ないと判断、交渉と並行して強制執行の手続きも行うよう手配いたしました。

交渉の相手は入居者の奥様がいつも玄関先だけでお話をするような状況でのらりくらりと話をはぐらかすような態度で、少々違和感は感じておりましたが強制執行の日時も決まりましたのでその話をしても退去の意思を示されなかったため強制執行となりました。

強制執行当日

強制執行当日朝から荷物の運搬車、作業員、裁判所の担当官等が現地に集合、荷物の搬出を始めようとしたところ、入居者のご主人が住宅の中におられ何事かと驚いて飛び出てきたような状況でした。

私もその時何となく予想はしておりましたが奥様からは何も聞かされていなかったようで寝耳に水と言った感じで今までの経緯を細かくご説明させていただきました。

交渉の過程で奥様では話にならないのでご主人とお話したいと何度も申し入れしていたのですが聞き入れられませんでした。

ご家族からは何とか止めてもらえないかと懇願されましたが、強制執行は始まってしまいますともう止められませんので,何も知らない家族は茫然と家財道具など一切のものが運び出さされるのを眺めるだけでした。
(この時は荷物の量が多く夜の10時位までかかりました。)

運び出されたものは一旦倉庫に保管され一定期間が過ぎても取りに来られない場合は処分されます。

たぶんそれまで債権者からの督促・裁判所からの競売開始決定など来ていたにも関わらず何もなかったためまさかこんな事になるとは思っていなかったのかもしれませんね。

交渉の時もそんな印象もあったので強制執行に踏み切った経緯もあります。

この時には100万円程費用がかかりました。(余計な費用ですよね)

強制執行は単身でお住まいの方が多いのですが(物を処分するのが大変だからだと思います)

上記のようなご家族の場合大変気の毒に感じます。

最終的には時間はかかりましたが何とか買い戻す形で荷物も倉庫から引き取り今もお住まいになっておられます。

もしそれができるのであれば競売になる前に手を打つことも可能であったのではと残念でなりません。

余計な費用と時間そして心労を考えると家族や第三者に相談してみること、一人で悶々と考えても何も解決策は出てこないと思います。

私共はご相談をいただいた場合今後どうやって生活をしていかれるのか一緒に考えていきましょうとお話させていただいております。

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もし何かお困りのことがございましたらご相談ください。

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