ハザードマップをご存知ですか?
自然災害で受ける被害を区域ごとに予測して被害の範囲や地域の避難所などを示した地図です。
洪水・土砂災害・地震・津波など災害の種類ごとに分かれています。
今住んでいる場所の災害の危険性の有無、
購入を検討している不動産の所在地の危険性などを確認しておいても良い情報です。
但し表示されている情報がすべて正しいとは言い切れないのが判断の難しいところで、
危険性のないところが災害に見舞われることもありますので鵜呑みはできないというのが自分の考えです。
洪水ハザードマップの見方
洪水ハザードマップの場合
浸水が予想される区域は浸水する深さごとに色分けして表示されています。
札幌市の現在のマップな0.5メートル未満は黄色,2メートル以上~5メートル未満が濃い青色とするなど、5段階に色分けされています。
最も浅い0.5メートル未満では大人の膝程度の深さですが油断は禁物です。
下記は札幌市の区別で分けた浸水ハザードマップです。
少し重いですが該当区域のマップをご覧ください。
宅地建物取引業者が不動産取引を行う際に重要事項説明を行うのですが、このハザードマップを以って取引対象物件の所在地がどのような地域なのかを説明することが現在では義務化されております。
不動産の購入の際にも説明はあるものの事前に把握しておくことが望ましいですね。
土砂災害警戒区域の場合
土砂災害警戒区域に指定される可能性のある場所は、
近くにがけ地・山・高い擁壁(ようへき)などがある場所が指定される可能性、あるいは指定されています。引用北海道
もし指定されると建築の制限を受けることになります。(引用北海道)
※土砂災害警戒区域に指定されると結構厄介です。
札幌市の土砂災害警戒区域等の指定は、連合町内会単位で行われております。
下記のページから確認してみてください。
地震・津波などのハザードマップも公開されております
液状化危険度図は地震防災マップをご確認ください。
液状化により大きな被害を受けた豊平区・清田区の液状化危険度図(一例です区別に分けられております)
土砂災害危険個所も結構指定されている箇所がございますので今お住まいの地域などチェックしておいたほうがよさそうです。
洪水ハザードマップよりも重要度は高いと感じております。
2018年9月の地震により被災された方々には心からお見舞い申し上げます。